クリスマスやお正月を控え、12月集団リハビリの活動の一環としてフラワーアレンジをやってみました。
入所者さま2~3人で一つのアレンジを協力して作りました。入所者さまが本物のお花に触れる機会は多くありません。また、お花を挿し込むスポンジのような物(フラワーフォーム)も初めて見ます。
でもそんな心配は、一掃。魅力的なフラワーアレンジは職員も含め、ほとんどの入所者さまが初めての体験です。はじめは作業療法士の説明を聞いて、一本づつお花をフラワーフォームに挿していきました。
手指が使いにくい方は、職員に手伝ってもらいながらお花を挿しました。強く握り過ぎると、茎が折れたりつぶれたり、花がちぎれたりします。挿し方が弱いとお花が抜け落ちてしまいます。お花の匂いも感じます。慣れない活動に苦戦しながらも、真剣にどんどんお花を挿していくと、あら不思議。何だかきれいに見えてきた。
30分ほどで一つのアレンジが完成し、皆さん、想像以上のすばらしい出来栄えにおしゃべりにも花咲きます。最後はみんな笑顔で写真に収まりました。